設計を進める上で、一番大切なのが　“コンセプト”　です。
お施主様ご自身が、「どのような家に住みたいか、どのような家にしたいか」 計画する土地の形や場所なども含めて、考えていただき、設計を始めていきます。 「こんな家がいい」「変わった家がいい」など、抽象的なことでも構いません。 私たちがコンセプトを具体化できるよう、サポートいたします。

お施主様と一緒にパズルのように切り出された部屋、家具等のパーツを自由に並べていき、理想の間取りを考えていきます。
コストはもちろん、立面、断面、部屋の広さ、数、位置、また、設計する建物の見せ所なども一緒に考えていき、ゾーニングを完成させます。

お施主様自身で考えたゾーニングを、当社の建築士が図面化します。
建築基準法に則り、建物が成立するよう、
また、使い勝手がよくなるよう、PLANを整えていきます。

図面を作成した後は、外装・内装ともにイメージを具体化していきます。
カタログやサンプル材を参考に、理想の住宅を目指し、デザインや仕上げを決定します。
外装であれば、外壁材、屋根材やサッシ、内装であれば、床材、内部建具、家具、キッチン等の水廻りや見せ所の照明演出まで、様々なことを考えていきます。

デザインがまとまり、仕様が決定したところで、お見積を作成いたします。
お見積・工事内容を確認いただき、ご納得された上で、契約の運びとなります。
契約が済みましたら、着工の準備に取り掛かります。

お施主様の設計した建物の工事が始まります。工事の大まかな流れでは、
根切（地盤が軟弱な場合は地盤補強工事から）→基礎配筋→基礎コンクリート打設→土台敷→上棟と進んでいきます。
上棟後は、屋根→外壁→内装工事と進み、外構周りを仕上げたら、竣工となります。
要所要所でお施主様に現場に立ち会っていただき、ご自身が住まわれる建物を監理していただきます。
監理に立ち会っていただくことで、私たちの家づくりに対するこだわりを知っていただける機会にもなりますし、お施主様がこれから住む建物がどう作られているのかを知っていただくことができます。

設計図により作成したプレカット図（建物の骨組み）に基づき、柱・梁などを組み上げていきます。設計した建物がようやく立体的になり、佇まいがわかるようになります。

建物を建て進める中で、お施主様に要所で検査をしていただきます。
検査とは、基礎配筋が設計通り施されているかを確認する「配筋検査」、上棟後、建物の耐震性能を確保するために配置された耐力壁や金物を確認する「金物検査」、他にも断熱材が適正に施されているかの確認や、屋根やバルコニーなど、雨漏りの原因となるような箇所の検査など、お施主様がこの建物で安心安全に暮らせるよう、ご自身の目で検査していただきます。

上棟し、屋根、外周りの下地・防止処理が終わったら、外壁材を貼っていきます。
選定した外壁材が貼られ、足場越しではありますが、建物の姿が現れてきます。

外装工事が終わり、足場が取れる頃、内装工事も最終段階となります。
床、壁、天井に仕上材が貼られていき、造作家具やキッチン、照明器具などが設置されると、検討に検討を重ねた空間が現れてきます。

外構周りを仕上げ、クリーニングが済むと、遂にお引渡しとなります。
自分自身が考えた、プラン、デザインが形になり、理想の建物が完成したときの喜びは、 建築士という仕事の醍醐味の１つだと思います。
ただ、注文住宅を建てるだけではなく、建築士と一緒に設計・監理をしながら、 理想の住宅をつくりませんか？
「もう少し具体的な話を聞きたい。」、「費用はどのくらいかかるのか？」など、 どんな事でもお気軽にご相談ください